米Googleが提供するiOSアプリ版の「Gmail」が、25日にリリースされたバージョン1.2.7812でiOSの通知センターに対応した。返信先メールアドレスの設定やログイン機能も改善されている。
通知機能はバナーやダイヤログ、ロック画面への通知表示など、iOSの通知センターの機能をフルサポートする。これにより独自に通知を提供していた前バージョンよりも、通知のスピードが最大5倍も高速になった。
Web版のGmailで返信先アドレス用に別のメールアドレスを登録(設定→アカウントとインポート→名前:)している場合、Gmailアプリでメールを新規作成する際にFrom:欄でメールアドレスを選択できる。
これまでWebアプリ版と同様に、iOSアプリ版でも一定時間が経過するとアカウントが自動ログアウトするようになっていたが、ユーザーがサインアウトまたはアプリを削除するまでログイン状態が維持されるようになった。
これらバージョン1.2.7812の新機能や改善は、ユーザーからの要望を受け入れたものだという。