ジョージ・クルーニーが、話題の新作映画『オーガスト:オーセージ・カウンティー』をプロデュースすることが決定した。
本作では、散り散りに暮らしていたものの、家族の危機によって中西部の家に戻ってこざるを得なくなったウェストン一家の女性たちが描かれ、女家長のバイオレット・ウェストンをメリル・ストリープが、母バイオレットとの関係がうまくいかない娘バーバラをジュリア・ロバーツが演じる予定だ。
ジョージは、ピュリッツァー賞とトニー賞最優秀作品賞を受賞したトレイシー・レッツの同名戯曲の映画化作品の製作に参加するため、ワインスタイン・カンパニー社と契約を結んだという。メガホンを取るのは人気テレビシリーズ『ER』製作のジョン・ウェルズ、 脚本と製作を『グッドナイト&グッドラック』(2005年作)でジョージと共にタッグを組んだグラント・ヘスロヴが担当する。
そして、ジョージはグラントとこの作品のために仕事ができることを非常に喜んでいるという。「キャストも本も良いことはもちろんだし、このプロジェクトを取りまとめるのにハーヴェイ・ワインスタイン以上の人を思いつかないね。それになんといっても僕らの昔からの友達のジョン・ウェルズと一緒にやれるのが楽しみなんだ。こんな素晴らしいチームで、映画化の役に立てるのは光栄だよ」
一方のハーヴェイも「ジョージとグラントは、良いテイストと直感力を持った才能のあるプロデューサーだし、仕事の上での倫理観も業界一なんだ。2人の才能は、この芸術的に優れた作品に完全にフィットするから、個人的に参加して欲しかったんだ。『オーガスト:オーセージ・カウンティー』に参加してもらってうれしいし、とても幸運だと思っている」とジョージの参加を喜んでいる。
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