第一興商は1月1日~6月17日、2012年上半期カラオケリクエストランキング調査を楽曲別およびアーティスト別に実施した。楽曲別トップ3は、1位「ヘビーローテーション」(AKB48)、2位「栄光の架橋」(ゆず)、3位「残酷な天使のテーゼ」(高橋洋子)となった。
先日開催された「AKB48 27thシングル選抜総選挙~ファンが選ぶ64議席~」で1位となった大島優子が初めてセンターを務めた「ヘビーローテーション」は、昨年の上半期、年間ランキングに続き連続で1位を獲得。2位は、8年前(2004年)のリリースでNHK「アテネオリンピック」テーマソングの「栄光の架橋」(ゆず)がランクイン。 昨年の震災以降、"元気・勇気"を与える曲として、カラオケランキングでも徐々に順位が上がり、ロンドン五輪を前に2位まで上昇した。
上位2曲に続きランクインした3位「残酷な天使のテーゼ」(高橋洋子)は、毎年TOP10に入るカラオケ定番楽曲となっていたが、ついにTOP3に入賞。4位「フライングゲット」(AKB48)、5位「やさしくなりたい」(斉藤和義)は、ともに昨年リリースされた楽曲で、数々のカラオケ定番楽曲を抑え上位ランクインとなった。
なお、2011年年間カラオケランキングで、2 位(KARA)、3 位(少女時代)にランクインしたK-POP勢がベスト20内にランクインせず、28位の「Gee」(少女時代)が最上位となり、J-POPの復権を感じさせる上半期ランキングとなったという。
また、アーティスト別では、昨年の「AKB48」から「EXILE」がトップに返り咲き。「AKB48」は2位に後退した。3位には「Mr.Children」、以下、「嵐」、「浜崎あゆみ」が続く。
同社の衛星ラジオ「スターデジオ」(スカパー!Ch.400)では、このランキングの特集番組を放送する。放送は6月28日、6月29日の20:00~21:00。
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