俳優のアシュトン・カッチャーのプロダクション・カンパニーが、カリフォルニア州を相手取り140万ドル(約1億1,200万円)の損害賠償金を求めて訴訟を起こした。
TMZによれば、アシュトンの設立したプロダクション会社「カタリスト・メディア」が2010年に米車両省(DMV)とリアリティー番組関連の契約を結んだにも関わらず、DMV側が一方的にその契約から辞退したという。
両者が当初同意した契約は、カリフォルニア州のDMVにおいて毎日起こる「ユーモラスで感情的、ドラマチックかつ感動的、人間的な様々な状況」を映し出すというリアリティーショーに参加するというものだったらしい。
「カタリスト・メディア」側は、昨年の夏と秋に撮影をするという「正式な署名契約」をDMV側と結んでいたとしている。さらに当初の契約では、最初の4エピソードを撮影し、その後6エピソードがオプションでついていたと主張している。
その契約に基づき、同社は番組のために多額の投資をして制作準備をしていたにも関わらず、6週間後にDMVから、そのプロジェクトが両者の「最善の利益」にならないという理由で契約から辞退するというたった5行の手紙を受け取り、それが発端で今回の訴訟問題に発展したようだ。
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