株式会社ネオマーケティングは、2012年2月7~9日の3日間に、全国の高校生から50代までの男女750人を対象に「肌と紫外線対策」をテーマにした、インターネットリサーチを実施。調査の結果、世代間の美白意識の違いが明らかになった。
まず、日焼けしていると異性からモテると思うかを聞いたところ、「そうと思う」と回答した人は11.9%。10年前はどう思っていたかを聞くと「そう(モテると)思っていた」人は19.0%、20年前では33.4%、30年前は49.4%となり、過去、日焼けはモテる要素だったが、年々そうではなくなっていることが分かった。女性も30年前は約半数(48.0%)がモテると思っていたのにもかかわらず、現在はわずか6.4%と、男性以上に日焼けに対して大きな価値観の変化があることがうかがえる。
また、女性に10代後半から20代の若い頃、実際に日焼けをしていたかを聞くと、「積極的に焼いていた」、「意識はしていないが、自然と焼けていた」を合わせ、女性全体では過半数(51.0%)が「日焼けしていた」と回答。年代別に見ると、現役高校生が28.0%なのに対し、30代は50.0%と半数、50代は78.0%と、上の世代ほど日焼けの割合が高かったことがわかる。女性の間で紫外線対策が常識となったのは、ここ10年ほどの間のようだ。実際、かつての日焼けを後悔しているかを聞くと、60.4%が「後悔している」と回答。これも上の年代ほど高く、50代では69.2%もの女性が「後悔している」という。
さらにその紫外線対策について質問すると、対策として行っていることは季節を問わず「日焼け止めを塗る」、「UVカットの化粧品を使う」など96.2%が外側からのケアを中心にしていることがわかった。一方、「紫外線対策に効果がある食べ物・飲み物をとる」など内側からのケアはわずかだった。
また、女性だけではなく男性に日焼けや紫外線対策への質問も行った。男性に肌の手入れをしているかを聞くと、19.6%が「普段からしている」と回答。「気になることがあればしている」(45.2%)を合わせ、肌の手入れをしている人は64.8%。さらに美白になりたいかを聞くと、39.6%が「そう思う」と回答。特に高校生は約半数(48.0%)、20代は6割(60.0%)が美白になりたい、と回答しており、若年層を中心に美白を目指す“美白男子”が増えているようだ。
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