地図検索や経路検索などを利用できる地図アプリは、スマートフォンの必携アプリのひとつと言ってよいだろう。BlackBerryスマートフォンでは、公式の「BlackBerry Maps」が標準搭載されているが、Googleが提供する「Google Maps」もインストールして利用することが可能だ。
Google Mapsは、地図検索や経路検索といった機能を利用できるのに加えて、ストリートビューで風景写真を閲覧したり、道路の渋滞状況を地図上に表示することなどもできる。本稿では、BlackBerryスマートフォンでのGoogle Mapsの使い方を紹介しよう。
まず、Google Mapsをインストールするには、Webブラウザで「http://m.google.com/maps」というURLにアクセスしよう。[インストール]をクリックし、指示に従って手順を進めればインストール完了だ。
Google Mapsを起動すると、現在地を中心とした地図が表示され、トラックパッドで地図を上下左右に動かすことが可能。タッチ操作に対応する国内向けの最新モデル「BlackBerry Bold 9900」であれば、画面をスライドして操作することができる。画面左下に表示されている[-]と[+]の拡大鏡アイコンをタッチして地図の拡大・縮小ができるほか、キーボードショートカットの[I][O]キーなどでも、拡大や縮小を行うことができる。
地図検索や経路検索は、端末の[メニュー]キーを押し、[地図を検索]または[経路を検索]を選択して行う。地図検索では、キーボード入力に加えて音声でも地名を入力して検索できる。また、経路検索は、出発地と到着地を指定して検索でき、移動手段は車、公共交通機関、徒歩のほか自転車も選択することが可能。
地図上の地点をタップするとフキダシが表示され、経路検索の到着地などに設定できるほか、ストリートビューで周辺の風景写真を閲覧することもできる。地図だけではわからない建物の外観なども、手軽に確認することが可能だ。
地図にはいくつかの「レイヤー」を重ねて表示することができ、道路の渋滞状況を色分け表示したり、地図を航空写真に切り替えることができる。また、Googleアカウントでログインすることで、友達や家族と現在の位置情報を共有できる「Latitude」に参加できるほか、PCのWebブラウザでGoogleマップにアクセスした際に、「スター付き」として登録した地点を本アプリ上で確認することも可能。
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BlackBerryスマートフォンでは、BlackBerry MapsとGoogle Mapsという2種類の地図アプリを利用できる。今回紹介したGoogle Mapsは、検索のしやすさ、豊富な機能が特長だ。好みや使用目的に合わせて、2つの地図アプリを活用すると良いだろう。