マイク・タイソンのワンマンショーが、ブロードウェイで上演されることが決定した。
投獄生活やドラッグ中毒などマイクの破天荒な人生を基にニューヨークのブロードウェイで上映されるショー『マイク・タイソン:アンディスピューテッド・トゥルース』は、スパイク・リー監督が演出を担当する。マイクは自分を"素晴らしい俳優"だと思っているらしく、今回のショーのために同地で行われた記者会見でも満足気に語っている。
「今俺にとって戦うことは精力を保つためなんだ。昔はアイアン・マイク・タイソンを演じてたんだよ。俺は素晴らしい俳優なんだ。俺はここで『あぁ、我に災いあれ』なんてお涙頂戴ものを話しに来たんじゃないんだぜ」
このショーは、7月31日から8月6日までブロードウェイのロングエーカー・シアターにて6日間連続で開催されるが、公演を演出するスパイクも大変興奮しており、マイクの演技で観客をあっと言わせると語った。「素晴らしいストーリーだし、マイクはそれを巧みに演じてみせるよ。枠からはみ出るような感じさ」
また、マイクのウェブサイトにはこう書かれている。「世界中で最もパワフルで物議を醸す人物の1人であるマイクが6日間限定でブロードウェイに登場します!『マイク・タイソン:アンディスピューテッド・トゥルース』はヘビー級チャンピオン史上最も恐れられた男の人生のレアで個人的な側面に光を当てています。アカデミー賞ノミネート監督のスパイク・リーが演出を担当するこの釘付けになること間違いなしのワンマンショーで、新聞のヘッドラインやお茶の間の話題を席巻する必見の演劇作品をお届けします」
この記者会見後、今年度のトニー賞で3度目の司会を務めたニール・パトリック・ハリスは「マイク・タイソンが、スパイク・リー演出でブロードウェイのワンマンショーに立つだって?コメディーの神様が到来したのかもね。だから僕がまたトニー賞の司会をしないとな!」とツイートを残している。
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