アニコム損害保険では、契約者に対してインターネットを通じたアンケートを実施し、ペットの名付けに関する調査を行った。実施期間は5月23日~5月27日で、有効回答数は5,048名。

ペットの名付けは、「字面」にはこだわらず、「表記」にこだわる

「出会ってから家に迎えるまで」に「家族で話し合って」決める

「ペットの名前をいつ決めたか」を聞いたところ、「ペットショップやブリーダーなどで出会ってから家に迎える間」が36.1%ともっとも多く、「家に迎えた日」が32.0%で続いた。

また、「出会う以前から名前を決めていた」「先に名前を考えていて名前に合う子を探した」という「名前が先」という飼い主が7.5%見られた一方で、「家に迎えてから3日間考え抜いて決めた」「1週間、家族でもめた」など名付けに時間をかけたという声も少数ながら挙がった。

名前の決め方では、58.6%と半数を超える飼い主が「家族で話し合って決めた」と答えた。中には、「いくつかの名前を呼んで、動物が反応した名前に決めた」というユニークな回答も。

■「名前はいつ決めましたか」(複数回答)…人数(人)-割合(%)
「出会ってから家に迎える間に決めた」…1,820人-36.1%
「家に迎えた日に決めた」…1,614人-32.0%
「初めて出会った時にひらめいた」…650人-12.9%
「以前から名前を決めていた」…379人-7.5%
「ペット保険の名前登録の期限までに決めた」…185人-3.7%

■「どのようにして決めましたか」(複数回答) …人数(人)-割合(%)
「家族で話し合って決めた」…2,957人-58.6%
「名前を考えた人の独断で決めた」…1,747人-34.6%
「多数決で決めた」…69人-1.4%
「候補の名前を呼んで、動物が反応した名前に決めた」…18人-0.4%

表記にこだわり 「音の響き」「呼びやすさ」を重視

名付けの際、「字画」や「漢字、アルファベットなどの表記」にこだわったか聞いたところ、「字画」については92.1%が「特に気にしなかった」と答えたが、「表記」については、「こだわった」「一応こだわった」の合計が40.1%に上り、表記にこだわって名前を考える傾向が見られた。

名前の由来では「音の響き」(26.2%)や「呼びやすさ」(23.1%)が上位に挙がった。そのほか、「犬種の原産国」や「自分の好きな国のことば」にちなんだ外国語の名前、「誰にでも覚えてもらえる名前」、「動物にも覚えやすい名前」などの回答が見られ、人間の子どもと同様、ペットの名付けにもさまざまな工夫をし、思いを込める飼い主が多いことがわかる。

■「名前の由来」(複数回答) …人数(人)-割合(%)
「音の響きから」…1,325人-26.2%
「呼びやすさ(愛称)から」…1,167人-2.1%
「毛色や柄などの特徴から」…850人-16.8%
「好きな有名人やキャラクターの名前から」…820人-16.2%
「好きな言葉や物にちなんで」…427人-8.5%
「誕生月や季節にちなんで」…301人-6.0%
「動物のしぐさ、行動から」…274人-5.4%
「以前に飼っていた動物の名前を継承して」…197人-3.9%
「一緒に飼育している動物の名前にちなんで」…190人-3.8%
「自分や家族の名前にちなんで」…179人-3.5%
「品種にちなんで」…168人-3.3%

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