ライフネット生命保険株式会社は、恋をしたことのある20~59歳男女を対象に、初恋に関する調査をモバイルリサーチを実施した。調査の結果、初恋の平均年齢は10.4歳で、その相手は同級生が多いということが明らかとなった。
小学校卒業までに約7割超が初恋を経験
同調査は、4月19日~4月24日にかけて全国のネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を対象に、男性・女性各500名を対象に実施。まず最初に、初恋をした年齢を自由回答形式で質問したところ、「小学校入学以前(6歳以下)」が27.7%、「小学生低学年(7~8歳)」が10.1%、「小学生中学年(9~10歳)」が17.4%、「小学生高学年(11~12歳)」が19.5%、「中学生(13~15歳)」が15.6%となり、平均年齢は10.4歳。小学生になる前や小学生高学年付近が多く、小学校卒業までに7割半が初恋を経験していることが明らかとなった。
初恋の「一目惚れ」、男性の方がその確立が高い?
初恋の相手について尋ねると「同級生」が最も多く、75.3%。次いで、「上級生」が7.8%、「先生(学校/幼稚園)」が2.8%と、同じ学校の年上が初恋相手、との回答が続いた。また、それが一目惚れによるものだったかについての質問では、「一目惚れだった」が22.0%。男女別にみると、男性(28.8%)が女性(15.2%)よりも高く、視覚的な印象をきっかけに初恋に落ちる傾向は男性の方が強い様子がうかがえる。
初恋の相手は「秘密にしていた」が約9割
初恋について、親に相手を教えたか質問したところ、「秘密にしていた」と回答した人が87.3%と圧倒的に高かった。「両親に教えた」が5.5%、「母親にだけ教えた」が7.2%、「父親にだけ教えた」と回答した人はいなかった。男女別にみると、女性は「母親にだけ教えた」が11.2%となり、父親にだけ初恋相手を秘密にする女の子が1割強いることがわかった。
初恋のときめきを覚えている人は約30%
初恋当時の記憶について尋ねたところ、「はっきり覚えている」ことについては、相手の名前(フルネーム)が68.4%、相手の顔は49.5%、当時の気持ち(トキメキ)については30.2%だった。初恋からの年数が経過するほどに記憶が薄れている傾向が見られたが、当時の気持ち(トキメキ)は、記憶が薄れる傾向が低く、初恋から経過した年数が9年以内で「はっきり覚えている」が37.5%であるのに対し、40年以上では34.0%と大きな差はなかった。
初恋相手と再会したいと回答した人は4割、男性の方が再会意欲が強い傾向
初恋相手との現在の関係を質問したところ、「思い出の中の人(どこで何をしているのか知らない)」が84.0%、「噂の人(人づてに近況を耳にすることがある)」が9.1%となり、ほとんど縁が切れてしまっているようだ。一方で、初恋相手との現在の関係が「配偶者/婚約者」の方は1.0%で、100人に1人の割合で初恋相手とゴールインしていることがわかる。また、相手との再会について質問すると、「再会したいと思う」が37.1%、「再会したいと思わない」が57.3%。男女別では男性(41.0%)は女性(33.2%)より再会意向が高く、特に20代(43.2%)と50代(40.4%)の再会意向が高い。
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