アイ・オー・データ機器は20日、自社設計のミラーリング専用ハードウェアRAIDコントローラ「DELTA2」を登載したNAS製品「HDLM3-GWIN」シリーズを発表した。7月下旬より発売し、価格(税別)は1TBモデル「HDLM3-G1.0WIN」が218,000円、2TBモデル「HDLM3-G2.0WIN」が268,000円。

「HDLM3-GWIN」シリーズ

OSとしてWindows Storage Server 2008 R2、CPUにはIntel Atom D525(1.8GHz)を採用する。HDDの搭載台数は2台で、ホットスワップに対応。USB 2.0ポート×2基を備え、HDDを増設したり、USB接続のプリンタ、UPSなどを接続できる。

主な機能は、フォルダ/ファイル単位でアクセス権を設定できる「共有フォルダ設定」、作成した仮想ディスクをiSCSIストレージとして提供する「iSCSIターゲット機能」、不良セクタを自動修復する「アクティブリペア機能」、プリントサーバ機能など。

そのほか、本体の温度をモニタして高温時に自動シャットダウンしたり、ステータス異常をメールで通知する専用ユーティリティが付属。低額保守サービス「アイオー・セーフティー・サービス」(ISS)も用意されている。

同時最大接続数は50台。インタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LANポート×1、USB 2.0×2、D-sub×1。本体サイズは約W230×D265×H120mm、重量は約5.5kg、対応OSはWindows XP/Vista/7、Windows Server 2003 SP1/2003 R2、Windows Server 2008/2008 R2。