ザ・ローリング・ストーンズが、来年のグラストンベリー・フェスティバルへの出演し、これを最後にライブ活動から勇退する可能性があると報じられている。
これまで同フェスには一度も出演していないストーンズだが、実現すればバンド史上初のグランストンベリー出演となるものの、それが同時に最後のライブを意味することになるという。複数の関係筋によると、ストーンズは2012年に英米で開催する数少ないライブの最後をグラストンベリーで飾ると示唆しており、バンド結成50周年にも当たることから、ライブ活動から引退するのにふさわしいタイミングと考えているらしい。
また、ある関係者はこう証言している。「メンバー全員が、最後の公演を行う最適なタイミングは来年であり、その締めくくりにグラストンベリーでライブを行うという結論に至ったようです。このタイミングの逃せば二度とない機会ですし、公演の場としてグラストンベリーが一番重要なのは明らかです。みんなものすごく張り切ってますね……でも、これが最後のお別れのあいさつになるでしょう」
一方、今夏にロンドンのサマセットハウスで開催されるストーンズの写真展「ザ・ローリング・ストーンズ:50」は、入場無料になることが伝えられている。結成50周年記念の写真集『ザ・ローリング・ストーンズ :50』の発売に合わせて、同ハウスのイースト・ウィング・ギャラリーにて7月13日から8月27日にかけて開催される。写真集には、700枚の貴重な写真と、バンドの歴史を語ったメンバーのコメントが収められていて、7月12日に世界同時発売される予定だ。
写真展では、ライブ写真、スタジオ撮影写真、報道写真など70枚以上に及ぶ未公開のレアカットのほか、ベタ焼きやネガも多数展示される予定だという。
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