日立アプライアンスは6月19日、LED電球「一般電球型(E26口金)広配光タイプ」の「LDA15D-G」「LDA15L-G」を発表した。発売は7月13日で、価格はオープン。推定市場価格は5,980円前後となっている。
LDA15D-Gは1,520lm(ルーメン)の全光束を持つ昼光色相当のLED電球。白熱電球に換算すると、100形相当の明るさになる。広配光タイプのLED電球で、100形相当を実現したのは業界初。一方のLDA15L-Gは1,160lmの全光束を持つ電球色相当のLED電球。こちらは、白熱電球に換算すると80形相当の明るさになる。
定格消費電力は、ともに15W。消費効率はLDA15D-Gが101.3lm/Wで、LDA15L-Gが77.3lm/Wだ。
2製品は、2012年5月に発表された「LDA11D-G」「LDA11L-G」などと同様のスリット構造ボディを採用している。スリット構造ボディは、放熱用フィン同士の間が隙間になった形状を持ち、表面積の拡大による放熱効果アップと、隙間から光が拡散することによる配光角の拡大を実現する。また、光拡散カバーも採用されており、電球に近い配光を実現している。
サイズは、直径60mm×長さ123mmで、重量は145g。放熱効率の高さから、密閉器具での使用にも対応している。