先週末の6月15日、マウスコンピューターのUltrabook「LuvBook X」シリーズの受注がついに開始された。現在、同社のWeb直販サイトを通して購入することができる。以前に、開発中の試作機を入手してプレビュー記事をお届けしたが、今回、その正式な製品版を入手できたので、改めて、まずは写真レポートをお届けしておきたい。
まずはスペックをおさらいしておこう。マウスコンピューターの「LuvBook X」シリーズは、天板、底面、パームレスト周辺にカーボンファイバ素材を採用するなどし、軽量985gの薄型ボディを実現した、同社初のUltrabook製品だ。価格は基本構成時のWeb直販価格で89,880円から。
その直販モデルの基本構成時の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-2467M(1.60GHz/Turbo時2.30GHz)、チップセットがMobile Intel HM65 Express、メモリがPC3-10600 4GB(4GB×1)、ストレージが120GB SATA SSD、OSがWindows 7 Home Premium SP1 64bit版。
ディスプレイは11.6型HD光沢液晶(1366×768ドット)。主なインタフェースはIEEE802.11b/g/n、Bluetooth V4.0+LE、USB 3.0×1、USB 2.0×1、Mini DisplayPort、オーディオ入出力、micro SDカードリーダ、130万画素Webカメラなど。バッテリ駆動時間は約5.5時間。本体サイズ/重量はW298×D194×H5.5~17mm/約985kg。
本体は保護袋に入った状態でパッケージングされていた。オプションの「USB LANアダプタ」と「Mini Display Port - D-sub端子変換アダプタ」が付属しない最小パッケージなので、同梱されていたのはソフトウェアの入った光学メディア類や、保証書などの書類、クリーニングクロスなど |
LEDランプは、左側面のものと、キーボード下にも。左側面は本体を閉じた状態でも確認できると便利な電源とストレージの動作ランプで、キーボード下のものは、利用中に確認できればいいWi-Fiの動作ランプという振り分け |
タッチパッドが比較的大きめ。左右クリックは手前側の位置にある。マルチタッチ対応で、2本指での拡大縮小やスクロールといった操作に対応 |
電源ボタンはキーボードの一番右上のキー。誤操作防止に長押しで反応する仕様となっている |
キートップは15mm。キーピッチだと17~18mmくらいはあるので、大きな指の人でも問題ないだろう |
タッチパッドは幅105mmくらい。本体のわりに大きく確保したのは、マルチタッチ操作の利便性のためだろう |
本製品版の「LuvBook X」を用いた詳細レビューも予定している。その中で、性能検証なども実施予定なので、引き続き注目いただきたい。