アイドルグループのももいろクローバーZが17日、東京・渋谷のNHKホールで、全国ツアー『ももクロ夏のバカ騒ぎ SUMMER DIVE TOUR 2012』の開幕公演を行った。

左から、有安杏果、佐々木彩夏、百田夏菜子、玉井詩織、高城れに 拡大画像を見る

ファンの熱気に包まれた会場で、アンコールを含めた全23曲をパワフルなダンスパフォーマンスとともに熱唱したメンバーの百田夏菜子、玉井詩織、佐々木彩夏、有安杏果、高城れにの5人は、ライブ直後に報道陣の取材に応じ、リーダーの百田は「会場全部をステージにできたので、ファンの人の笑顔が近くて楽しかった!」とやり切った様子。玉井も「後にも先にもないくらいのバカ騒ぎができた。全国のホールでもバカ騒ぎをやりたい」と満足げに語り、有安は「いつもは皆さんが会いに来てくれるので、今度は私たちが皆さんに会いに行きます!」と全国ツアーへの意気込みを語った。

ライブでは、27日発売の新曲「Z女(おとめ)戦争」も披露し、玉井は「私たちみたいに、大人とか何かと戦ってる人は共感できると思う」とアピールしたが、百田は「独特の世界観で、よく分からない曲。マネージャーさん世代は分かるらしい"しょう"ネタが詰まってます」とPRすると、他のメンバーに「小ネタでしょ!」と突っ込まれる場面も。また、NHKホールでの初の単独公演に、百田は「(路上ライブをしていた頃)隣の代々木公園でビラを配ったりしてたので、ここに出させてもらってうれしい」と感慨深げに語り、最後は5人で「年末には戻ってくるゼーット!」とポーズを決めて、今年の紅白歌合戦出場の決意を固めていた。全国ツアー『ももクロ夏のバカ騒ぎ SUMMER DIVE TOUR 2012』は、NHKホールを皮切りに全10公演を開催。8月5日のツアーファイナルは、埼玉・西武ドームで単独公演を行う予定。