京浜急行電鉄は18日より、6月の環境月間に合わせて「京急環境電車」の運行を開始する。LED照明を採用した新1000形ステンレス車両を使用し、同車両では初となるラッピングが施される。

京急電鉄の新1000形ステンレス車両

新1000形は旧1000形の後継車両として製造され、2007年製造の車両より同社初のステンレス車体を採用。今春導入された新造車両では、客室内照明に節電効果の高いLED照明を採用しており、従来の蛍光灯と比べて消費電力を約3割削減、1年間で約2.7トンのCO2削減が図られるという。

18日より運転開始する「京急環境電車」では、LED照明を採用した新1000形ステンレス車両(6両編成)の車体正面やドア横、側面窓下に、「ノルエコ」(電車に乗るだけでエコ)をPRするロゴをラッピング。京急電鉄マスコットキャラクター「けいきゅん」も随所に登場するという。同電車は7月28日まで運転予定で、おもに京急線内で普通電車として運行される。