クリストファー・ノーラン監督の最新作『ダークナイト ライジング』は7月28日に日本公開予定 (C)BANG Media International

クリストファー・ノーランが、ウォリー・フィスターの監督デビュー作で製作総指揮を務めることが明らかとなった。

ウォリーといえば、2000年の『メメント』、『バットマン』3部作、『プレステージ』などのノーラン組の常連撮影監督であり、『インセプション』(2010年作)では、アカデミー賞撮影賞に輝いている。その彼が、ついに監督デビューを果たすことになり、クリストファーと妻のエマ・トーマスが製作総指揮として参加することが決定した。

本作の資金調達は、クリストファーとエマが2002年のスリラー作品『インソムニア』でタッグを組んだアルコン・エンターテインメント社が担当するという。同社のプロデューサー、ブロデリック・ジョンソンとアンドリュー・A・コソーヴの2人は「『インソムニア』で我々と密接に仕事をしてきたクリストファーとエマは、映画作家、コラボレーター、ストーリーテラーとして大掛かりなことから細かいことに至るまで、非常に優れた才能があり、また2人と一緒に働けるのがうれしいです」とコメントを寄せている。

リージェンシー・ボイスが共同プロデュースを務め、ジャック・パグレンが脚本を担当する同作品は、ストーリー内容と出演者は未定で、クランクインは今年の年末を予定。

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