Opera Softwareは14日、同社ブラウザ最新版となる「Opera 12」を公開した。Webサイトからダウンロードできる。対応OSは、Windows 2000以降、Mac OS X 10.5以降、LinuxやFreeBSDにも対応する。また、Windows/Macの64ビット版も加わった。
新バージョンでは、起動やページの読み込みなどの高速化が図られているほか、用意されているテーマを再起動せずにユーザーインタフェースをワンクリックで変えたり、Operaの拡張機能であるOpera Theme Creatorを使ってオリジナルのテーマを作成したりといった楽しみ方も可能になる。Webカメラを使用しブラウザで撮影するなどのユニークな機能も搭載しており、同社ではいくつかのデモサイト(Photo Booth/Polaroid/FaceKat)も提示している。
また、WebRTC、Do-Not-Track、HTML5のドラッグ&ドロップやCSS3アニメーションなどの仕様をサポートするほか、試験的な試みとして設定ファイルを変えることでハードウェアアクセラレーションやWebGLを有効にする機能も搭載している。なお、今回のリリースよりOpera Unite と Opera Widgetsはデフォルトでは提供されなない。