株式会社リクルートが運営するブライダル総研は、全国の20代から60代の既婚者2,000人を対象に実施した「夫婦関係調査2012」から、夫婦関係と結婚指輪についての分析結果を発表した。

調査は2012年2月16日~2月21日に、全国の「既婚者かつ本人初婚」の20~60代の男女を2,000名を対象に実施。まず、「結婚指輪をつけているか」と尋ねたところ、結婚3年以下ではおよそ84%が指輪をつけていると回答。しかし、結婚10年以上では指輪をつけているという回答は半分以下に減少した。男女とも結婚生活が長くなるほど結婚指輪をしなくなる傾向があるが、女性は結婚30年を過ぎてから再び“たまにつける”ようになることもわかった。

結婚指輪はつけていますか?

続いて、「配偶者は指輪をつけているか」という質問を行ったが、結婚生活が4年以上経つと、本人と配偶者の意識にズレが生じてくることが明らかとなった。夫は妻が認識しているよりも実際には結婚指輪をよくつけており、一方妻の方は夫が認識しているよりも実際には結婚指輪をつけていない。しかし、結婚生活が30年を過ぎてから女性は結婚指輪をつける機会が増えており、そのことを夫も認識していることがわかった。銀婚式(結婚25年)や真珠婚式(結婚30年)などの節目に夫婦の絆をあらためて感じ、結婚指輪をつけるという行動に出るのでは、と同総研はみている。

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