東芝は14日、液晶テレビ「REGZA(レグザ) B5」シリーズを発表した。24V型の「24B5」と19V型の「19B5」の2サイズがラインナップされており、発売は24B5が8月中旬、19B5が7月上旬。いずれも価格はオープンで、推定市場価格は24B5が5万円前後、19B5が4万円前後となっている。
寝室などに最適なパーソナルサイズのモデル。縁の狭いナローベゼルデザインで、設置スペースが少なくて済む。搭載するパネルは、24B5が表示画素数1,920×1,080ドットのVAパネル、19B5が1,366×768ドットのTNパネルとなっており、いずれもバックライトにはLEDを採用する。ダイナミックコントラストは24B5が360万:1で、19B5が330万:1だ。
低価格モデルながら、映像処理エンジン「レグザエンジン」による超解像処理「レゾリューションプラス4」や「おまかせドンピシャ高画質2」、USB接続の外付けHDDへの番組録画などの機能を搭載する。おまかせドンピシャ高画質2は、部屋の明るさなどを検知して自動で最適な画質に調整する機能だ。
外付けHDDは最大で8台まで登録が可能で、USBハブを使用すれば最大4台の同時接続が可能となっている。なお、本製品はシングルチューナーモデルのため、地上デジタル放送の録画中はBS/110度CSないし録画中の番組のみという具合に、録画中は録画中の番組か別の電波の番組しか視聴できない。
主な仕様は次の通り。チューナーは地上デジタル/BS/110度CSデジタル×各1基を搭載し、パネルコントラストは24B5が5000:1、19B5が800:1、搭載スピーカーの実用最大出力は両モデルとも3W×2となっている。消費電力は24B5が58W(待機時0.3W)、19B5が41W(待機時0.3W)、年間消費電力量は24B5が47kWh/年、38kWh/年だ。
2モデルとも、映像インタフェースはHDMI入力×2系統、D5入力×1系統、ビデオ入力×1系統のほか、USBポート×1基、LANポート×1基を備える。
本体サイズ・重量は、24B5がW56.3×D17.8×H39.5cm・4.4kg、19B5がW44.6×D18.9×H32.5cm・3.4kgとなっている(いずれも卓上スタンド含む)。