イメーションは、TDKブランドの薄型テレビ用バスレフ型スピーカー「SP-XATV1000BK」および「SP-XATV900BK」を発表した。発売は今夏を予定しており、価格はオープン。推定市場価格はSP-XATV1000BKが9,800円前後、SP-XATV900BKが8,800円前後となっている。

「SP-XATV1000BK」

「SP-XATV900BK」

薄型テレビの画面下に設置することが考慮されたサウンドバータイプの2chスピーカー。SP-XATV1000BKが37V型以上向けで、SP-XATV900BKが32V型向けとなっている。本体は木質繊維製の成型板MDFを用いたウッドキャビネットに、6.5cm径フルレンジスピーカーを2基搭載。

また、効率よく低音を生み出せる、新開発の「センターフォース・バスシステム」を採用。これは、左右それぞれのスピーカーから発生する低域の音波を通すダクトを内部に設け、中央でぶつけるというものだ。これにより、エネルギー(圧力)が増幅され、コンパクトかつ薄型のボディであるにもかかわらず、迫力ある重低音を実現する。

左右に配されたスピーカーからの低音の音波を中央でぶつけることで、効率的に重低音を生み出す

その他の機能としては、コンテンツに合わせて最適なサウンドモードを選べる切り替えボタンや、テレビの電源オフと連動するオートパワーオフを備える。サウンドモードは、様々な音にマッチする「スタンダードモード」、映画館の臨場感を再現する「シネマモード」、人の声をクリアに再生する「ボイスモード」の3つを用意。選択しているサウンドモードは前面中央部に表示されるようになっている。

主な仕様は、最大出力が10W×2、定格インピーダンスが6Ωとなっている。消費電力は使用時が約7.5Wで、待機時が約0.3Wだ。接続インタフェースはライン入力(3.5mmステレオミニ)を備える。

サイズ・重量は、SP-XATV1000BKが約W901×D84×H67mm・約2.6kg、SP-XATV900BKが約W771×D84×H67mm・約2.3kgとなっている。