18日公開の映画『愛と誠』のジャパンプレミアが13日、東京・新宿のバルト9で行われ、主演の妻夫木聡と武井咲、三池崇史監督、主題歌を歌う一青窈が出席した。
左から武井咲、妻夫木聡 拡大画像を見る |
この日行われたイベントは、武井咲扮する早乙女愛の母親・美也子役を演じた一青窈が、本編の主題歌『愛と真のファンタジア』を熱唱してスタート。本作で映画初出演となったヒロインの武井は「私自身この映画を見て凄く好きになりましたし、演じていてとっても楽しかったので、この映画を楽しんで頂けたらと思います」と観客にアピールした。
東京で行われたジャパンプレミアムの前には、三池監督の母校である大阪の常翔学園(旧大阪工業大学高校)でもイベントが行われた。妻夫木とともに母校を訪れた三池監督は「時代も学校の形も変わっていたんですけど、懐かしかったです」と感慨深げ。その三池監督から「生徒から『妻夫木さんに質問です。武井さんと密着されているシーンが多かったですが、どんな感じでしたか?』と言われてました」と大阪での出来事を明かされた妻夫木は「役を演じている時は役の感情だから、僕自身は感じていません」とコメント。そんな妻夫木に対して武井は「何も感じてないといわれるのは寂しいもんですね…」と苦笑いだった。
また、大阪のイベントに出席できなかった武井に、常翔学園の生徒がメッセージを書き記したラブレターを贈呈。「わぁ~すごい!」と喜ぶ武井だが、「ファンではありませんが取り合えず頑張って下さい」というメッセージを見つけて「ラブレターなんですか?これ!」と苦笑いを浮かべていた。梶原一騎とながやす巧原作の同名コミックを、鬼才・三池崇史監督が映画化した本作。過去への復讐を胸に東京にやってきた超不良の誠(妻夫木聡)とお嬢様である愛(武井咲)の純愛を様々な要素で描く。映画『愛と誠』は、6月16日より新宿バルト9ほかで全国公開。