東芝は11日、2012年夏モデルの第2弾として、光学ドライブを搭載した13.3型ワイド液晶搭載スリムノートPC「dynabook R731」シリーズの新モデルを発表した。15日より発売予定で、店頭想定価格は最上位モデル「R732/39F」が200,000円前後。中位モデル「R732/38F」が180,000円前後。下位モデル「R732/36F」が150,000円前後。
「dynabook R731」シリーズは、従来モデル同様に同社独自技術によるマグネシウム合金成型技術を駆使したボディに軽量・高輝度の液晶を搭載した薄型軽量ノートPC。「東芝高速スタート」機能の搭載により、通常起動と比べて約5秒速い、約7秒起動を実現した。
全モデルで「Skype」および、通話中に分からない操作を教えてくれる「Skypeらくらくナビ」を搭載するほか、家庭内ネットワークを介して、同社製の液晶テレビやブルーレイディスクレコーダーと連携し、放送中の番組や録画番組を視聴できる「RZスイート express」に対応する。
また、Microsoft Office Home and Business 2010(SP1)を標準で搭載する。
最上位モデル「R732/39F」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-3520M vPro(2.90GHz)、チップセットがMobile Intel QM77 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics 4000(CPU内蔵)、メモリがPC3-12800 8GB(4GB×2)、ストレージが128GB SSD、光学ディスプレイがDVDスーパーマルチ、ディスプレイが13.3型ワイド軽量・高輝度液晶(1,366×768ドット)、OSがWindows 7 Home Premium SP1 64bit版。
「R732/38F」と「R732/36F」は、CPUがIntel Core i5-3210M(2.50GHz)、チップセットがMobile Intel HM76 Express、メモリがPC3-12800 4GB(4GB×1)に変更されるほか、ストレージが「R732/38F」は128GB SSD、「R732/36F」は640 SATA HDDとなっている。
インタフェースは無線LAN以外ほぼ共通で、無線LANは、「R732/39F」がIEEE802.11a/b/g/n対応、「R732/38F」と「R732/36F」はIEEE802.11b/g/n対応。そのほかは、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、WiMAX、USB 3.0×2、USB 2.0×1、D-Sub、HDMI出力、約130万画素Webカメラ、指紋センサー、ヘッドホン出力など。
バッテリ駆動時間は「R732/39F」と「R732/38F」が約13.0時間。「R732/36F」が約11.0時間サイズは、約W316.0×227.0×18.3~26.6mm。重量は「R732/38F」が約1.35kg、「R732/38F」が約1.34kg、「R732/36F」が1.43kg。