NTTドコモは6月11日、音楽・映像ソフト、書籍などの販売を行うタワーレコードを子会社化すると発表した。両社は2005年に資本提携し、協業してきたが、今回ドコモがタワーレコードの株式を追加取得し、子会社化。今後、更に成長が見込まれる「コマース事業」の強化を図る考え。

ドコモは現在、モバイルとシナジー効果の高い様々な産業・サービスとの融合による、新たな価値創造・市場創出を目指し、ライアンス企業との協業を進めている。

今回ドコモは、既存株主からの譲受というかたちで、タワーレコードの株式を追加取得。これにより、ドコモの出資比率は42.1%から50.3%になる。取得完了日は7月中旬の予定だという。

ドコモでは今回の子会社化により、スマートフォンなどのモバイルとのシナジーを図ることで、CD/DVDの店舗販売に加え、インターネットによるCD/DVDの販売など「コマース事業」への進出を加速するとしている。

(記事提供: AndroWire編集部)