住友スリーエムはカタログハウスと提携し、同社の発行する通販誌向けに窓用遮熱フィルムを開発。買い物カタログ雑誌「通販生活」において販売をスタートさせた。
同製品は、一般消費者が窓ガラスに貼り付ける作業を簡単にできるよう、粘着剤を改良。ねばつきを抑え、初期接着力を抑えることにより、フィルムの貼り直しが容易になった。貼り方をわかりやすく解説した手順書も同梱(どうこん)されているので、初めての人でもフィルムが正しく貼れるという。
同製品を窓ガラスに貼り付けることで、暑さの原因となる赤外線を82.5%、室内の家具などの褪色や肌のシミの原因である紫外線を99.6%カットできる。さらに、可視線透過率83%を実現しているので、ガラスに貼付してもガラス本来の持つ透明性を損なわない。
JIS規格のガラス飛散防止性能も満たしており、災害時や人体衝突によってガラスが割れた際、ガラス片の飛散を抑える効果もある。
価格は、72cm×90cm(2枚組)で7,980円。このほか3サイズがあるという。