医師コミュニティサイト「MedPeer」を運営するメドピア株式会社は、会員医師に対して「今まで勤務した施設数」についてアンケートを実施した。その結果、半数近くの医師は4~6施設で経験を積んでいたことがわかった。

調査は4月13日~4月19日にかけて、MedPeer会員医師を対象に「ポスティング調査」と呼ばれるオープン回答型のインターネットリサーチで実施した。有効サンプル数は2,850。「勤務した施設数」についての質問では「4~6施設」という回答が最も多く46%だった。中でも医局人事で、「1~2年ごと」「2~3年ごと」に異動するケースが多いようだ。医師からのコメントとしては「いくつかの施設を経験することは有意義」「広い視野が身につく」といったものが多かった。

今まで勤務した施設数は?

続いて「7~10施設」と答えた医師は21%。「経験が浅いうちに多くの施設に勤められたことがよかった」という意見がある一方、「引っ越しに金と時間ばかりかかった」「退職金で不利になる」という意見も寄せられた。同じく「2~3施設」と回答した割合も、21%。「希望が通りやすい環境だった」「医局に属していない」というコメントがみられた。

また、「10施設以上」と回答した医師は10%。「赴任して数カ月で大学の医局命令で異動。非常勤を含めると30弱になる」という医師がいる一方、「医局員が少ないため、大学から出られない」と「1施設だけ」と回答した人は2%だった。

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