平清盛ゆかりの地である広島の「広島県推進協議会」は、大河ドラマ「平清盛」にちなみ、平清盛の父・忠盛が、薫物(たきもの)の処方・調合法をまとめたとされる「香之書(こうのしょ)」に記録されている調合法に基づいて、清盛にゆかりのある香りを復元した。監修は広島女学院大学専任研究員の田中圭子氏。復元した4種類のお香「平安香之書」は、香の専門店・京都鳩居堂から、一般販売される。
清盛ゆかりの平安宮中の香りを復元
「忠盛侍従」は清盛の父「忠盛」の処方、「頼盛荷葉」は清盛の異母弟「頼盛」の処方、「白河法皇伝菊花」は清盛の実父ともいわれる「白河法皇」ゆかりの処方、「女御黒方」は白河法皇最初の妃とされる「藤原道子」の処方。以上の4種類(線状香)はそれぞれ10本入りで、価格は3,150円(消費税および地方消費税を含む)。
販売は、「東京鳩居堂」(銀座本店、渋谷店、新宿店、横浜店、池袋店、東京スカイツリーソラマチ店)、「京都鳩居堂 本店」(京都市中京区寺町姉小路上ル下本能寺前町520)、「福屋 八丁堀本店」(広島市中区胡町6-26)、「広島県立歴史博物館」(福山市西町2丁目4-1)、「京都文化博物館」(京都府京都市中京区高倉通三条上ル東片町623-1)、「平清盛展」(開催期間:6/16~7/17)にて。「東京鳩居堂」「京都鳩居堂」では通信販売も行っている。
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