出店マーケティングを主業務とするワンズは5日、首都圏における1日の平均乗降者数上位200駅中、飲食店店舗数の成長性が高い駅商圏ランキング・トップ5を発表した。
競合店が多くても、成長している商圏に出店することが成功の可能性を高めると考える同社は、飲食店舗数の増減数データに着目し、駅商圏の成長性を分析。ランキングは、最新調査年度と前回調査年度の500mメッシュデータから集計している。
その結果、成長性が高い駅商圏(首都圏の1日平均乗降者数上位200駅を中心とした半径1kmの範囲)の1位は六本木、2位は神谷町、3位は大門、4位は浜松町、そして5位は恵比寿だった。
また、六本木、神谷町、恵比寿は遊興型飲食店の成長が一般飲食店より多くなっており、大門、浜松町は一般飲食店が多くなっていることがわかった。同社では、六本木から浜松町は、東西一直線上に並ぶラインにあり、成長の黄金ラインともいえるのではないかと分析している。