ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は5日、同社が提供するAndroid端末向けゲームプラットフォーム「PlayStation Suite」の対応端末に、台湾HTCのAndroidスマートフォン「HTC One」シリーズを追加。あわせて、PlayStation Suiteの名称を「PlayStation Mobile」に変更したと発表した。
PlayStation Suiteは、ソニーのゲーム機であるPlayStationのコンテンツを、PS以外でも楽しめるようにするプラットフォームで、現在、Android向けが提供されている。今回、同サービスをPlayStation Mobileに改名。あわせて、サービス推進のためのライセンスプログラム「PlayStation Certified」にHTCを追加した。
これにより2012年後半から、HTCが提供するグローバルモデル「HTC One X」「HTC One S」「HTC One V」で、PlayStation Mobile SDKを使用して作成されたコンテンツがプレイできるようになる。
なおPlayStation Mobileは、今回追加されたHTC Oneシリーズ以外では、ソニーモバイルコミュニケーションズのAndroidスマートフォン「Xperia arc」「Xperia acro」「Xperia PLAY」「Xperia acro HD」「Xperia S(日本モデル名:Xperia NX)」「Xperia ion」「Xperia acro S」、ソニーのAndroidタブレット「Sony Tablet S/Pシリーズ」が対応する。
同社は今後もPlayStation Certifiedデバイスの拡充する方針。コンテンツ開発を支援し、PlayStation Mobileを通じて、オープンなシステム上でのエンタテインメント体験の普及を推進するとしている。
(記事提供: AndroWire編集部)