現在、2011年5月にリリースしたセカンド・アルバム『ボーン・ディス・ウェイ』に続くニュー・アルバムの制作に取り掛かっているレディー・ガガだが、彼女の共同マネージャーを務めるヴィンセント・ハーバートが、今回のアルバムが想像を超えた新作になるとウェブサイトのザット・グレープ・ジュースに語っている。
「これからたくさんやることがあるから、とっても興奮しているよ。新作は狂ってて、すごいアルバムになるはずだ。今ガガはツアー中だけど、ニュー・アルバムはとにかく素晴らしいものになると思うよ。ガガのことだから、予想外のアルバムなると期待しているんだ。まさに取り掛かっているところでちょっと大変なんだけど、きっと良いものになると思う」
現在2年がかりで「ボーン・ディス・ウェイ・ボール」ワールド・ツアーを敢行しているガガだが、そのアルバム『ボーン・ディス・ウェイ』の一部の曲はツアー中に収録されたという実績もあることから、ツアーのせいで新作アルバムがなおざりになることはないかもしれない。実際、シングル曲『マリー・ザ・ナイト』も2009年の当時のツアー中に、プロデューサーのフェルナンド・ ガリバイと共に仕上げている。
フェルナンドは当時「アメリカ公演に取り組まなきゃいけなかったんだけど……ガガは『今取り組んでいるアルバムと今の自分を表現した新曲を作りたいの』と言ってきたのさ」と、ツアー中にも関わらず新曲の制作に挑戦する姿勢を明かし、さらにこう続けている。
「私がツアーバスに戻って、仕事をしていていたら、2時間後に彼女がこっそり来て『何か演奏できる楽器持ってる?』って聞くから、『うん、あるよ』と答えたんだ。それで私は『マリー・ザ・ナイト』のカラオケバージョンを演奏したら、ガガが『マイクの音量入れて』って言った。ガガは即興で、その曲全体を書き下ろして……まったく舞台裏だったけど、その場のエネルギーを利用して書き下ろし、その後スタジオ入りした。すごかったよ。こんな経験はないだろうね」と語っていた。
(BANG Media International)