アウディ ジャパンは4日、「Audi A1」の5ドアモデルとなる「Audi A1 Sportback」を発売した。フロントドアの長さが短くなったため、狭い場所でも乗降りしやすくなったほか、ルーフ形状の変更によって後席の居住性も向上している。
「Audi A1」はコンパクトながら上級モデルに匹敵する性能、装備を持つプレミアムハッチバック。パワートレーンはダウンサイジングコンセプトにもとづく1400ccの直列4気筒DOHCの直噴エンジン。インタークーラーターボとの組み合わせで最高出力122PSを発揮する。トランスミッションは7速Sトロニックデュアルクラッチで、アイドリングストップも採用。JC08モード燃費は17.8km / リットルに達する。
このA1に追加された「Audi A1 Sportback」は、5ドアボディとすることで利便性が向上している。フロントドアは3ドアモデルよりも240mm短い1,062mmとなり、狭い場所での乗降性が向上した。また、Cピラーの角度を立たせて、その分だけルーフを後方に延長。これにより、リアシートの居住性も向上している。さらに、リアドア後方にクォーターウインドウを新設し、シックスライトデザインとすることで、3ドアモデルとの差別化を図っている。
上級モデル譲りのアドバンストキーシステム、リトラクタブルモニター、リアサブウーハー付き10スピーカーシステムなど、クラスを超えた豪華装備はこれまで通りで、価格は293万円となっている。