「SAYO(サヨウ)」は「箸置き『葉枝おき』」をテーマに6月6日から8日に開催されるインテリアライフスタイル展に作品を出展する。
「SAYO」とは「作り用いて作用しあう」をテーマに、産地メーカーが地域や素材の枠を越えてそれぞれの持つ伝統技術を結束させ、これまでにない新たな産業形態で一つの作品を作り上げるプロダクトブランド。今回は「箸置き『葉枝おき』」をテーマに、瀬戸の陶器、新潟の洋食器、秋田の樺細工などを、それぞれ古くよりその地場で産業を発展させてきた老舗メーカーが担当した。制作にあたり、デザイナーに山田佳一朗氏を迎え、これまでの日本の伝統技術にデザインというエッセンスを加えた新しい日本のライフスタイルを提案したという。
セラミック・ジャパンが制作した「葉枝おき」は、限りなくリアルに葉っぱそのものをトレースした白磁の作品。燕振興工業は、ステンレスで葉っぱのやわらかな曲面、うねり、薄さを表現した箸おきを作成。角館伝四郎が作った樺細工の箸置きはひとつとして同じものがなく、葉っぱの表情が魅力となっている。
これら新作アイテムは、インテリアライフスタイル展に出展後、8月末より全国のインテリア・雑貨ショップにて発売予定とのこと。
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