いよいよ来月(7月28日)に日本公開されるクリストファー・ノーラン監督最新作、そしてバットマンシリーズ最終章となる映画『ダークナイト ライジング』。本作で3度目のバットマンことブルース・ウェインを演じているクリスチャン・ベールが、4作目があるならぜひチャレンジしてみたいと話している。
『ダークナイト ライジング』は、バットマンシリーズの3作目でありクリストファー・ノーラン監督がメガホンを取る最後の作品とみられているものの、クリスチャンとしては将来的にバットマンを再度演じる選択肢を排除していないという。
「僕の基本的な理解としては今回の作品は最後になると思っているよ。それが適切であり、妥当な結末だ。でもね……もしクリス監督が新しい脚本を持ってきて『どう? 別のストーリーがあるんだ』って言ってきたら、ぜひ4作目にチャレンジしてみたいよ」と彼は言うものの、肝心のクリストファー監督は、絶対に4作目はあり得ないと示唆し、今回の3作目がバットマンのストーリーの終焉になるとエンパイア誌に言明している。
「そもそも僕がバットマン映画に引き込まれたのは、ブルース・ウェインのストーリーがあるからで、彼子供の頃から始まるストーリーに生身のキャラクターを感じたからなんだ。ブルースはジェームズ・ボンドのような完全にでき上がったキャラクターではないので、幼少期から悲惨な経験を重ねて驚くべき人物になるまでの彼の旅路を我々は追いかけているんだ。その過程は、私にとって3部作なんだ。だから明らかに今回の3作目がブルースのストーリーの終焉なんだ」
クリストファーと共に脚本を執筆する弟のジョナサン・ローランも「これが正しい終わり方なんだ。全てをぶっこわしてね!」と話している。
(BANG Media International)