今週初めには「僕は大事なことに集中するつもりだよ。それは音楽だ」というツイートを残していたジャスティン・ビーバー (C)BANG Media International

ジャスティン・ビーバーが、暴行の容疑で起訴される可能性が出てきており、27日にパパラッチと喧嘩になったのを受けて、今後考えられる刑事告発に備えている。本件の審理がロサンゼルス地方検事局に現在移されているという。

ウェブサイトTMZによれば、有名人の事件でよくあるように警察はこの事件の捜査をまだ終えていないものの、書類送検を決めたという。もしジャスティンが起訴され、暴行罪で有罪判決が下されれば、6カ月間の禁固刑となる可能性もある。警察側はジャスティンからの聴取を望んでいるものの、本人は現在ノルウェーにいるため出頭できない状態。

今回の事件は、カリフォルニア州カラバサスのショッピングモール「ザ・コモンズ」で、パパラッチが、ジャスティンと恋人のセレーナ・ゴメスが一緒にいる写真を取ろうとした時に起こったという。ジャスティンと言い争いの後、乱闘騒ぎとなりパパラッチは警察を呼んだが、その後病院へ搬送されている。

このパパラッチは程なく退院したものの、その後ジャスティンを容疑者として警察に通報した。現場に警察が着いた時、ジャスティンとセレーナはすでにその場を立ち去っていたが、警察は目撃者から話を聞いたという。

一方、事件現場に居合わせた別のパパラッチは、被害を受けたパパラッチの方が間違っていたと主張している。「彼はあまりにも度を越してたんだよ。ジャスティンが車の方へ行くのを邪魔しただけじゃなく、何かひどい、ジャスティンが頭にくるようなことを言ったみたいなんだ」

(BANG Media International)