アーク情報システムは、同社のPCソフト「HD 革命シリーズ」に新ジャンルとなるデータ復元ソフト「HD革命/FileRecovery」を追加、6月22日より発売する。ラインナップは、機能の有無により2製品で「HD革命/FileRecovery Professional」通常版の価格が7,980円(ダウンロード版/アカデミック版の価格6,380円)、「HD革命/FileRecovery Standard」通常版の価格が4,980円(ダウンロード版/アカデミック版の価格3,980円)。対応OSは、Windows XP(32ビット/SP1) / Vista(32ビット/SP2) / 7(32/64ビット)。なお、同社Webサイトでは22日より体験版も公開する。
製品は、大切な写真ファイルや動画ファイル、音楽ファイルなどを操作ミスやソフトウェア障害による消失からデータを復元させるソフト。同社のPCソフト「HD革命シリーズ」には、バックアップやデータ抹消、パーティション操作など幅広いジャンルを並べるが、データ復元ソフトは新ジャンルとなる。Professional/Standard版ともに体験版が用意されるため、ファイルが復元できるかどうかを確認し、復元可能であればそのまま購入するということもできる。
Professional版には、「パーティションリペアツール」と「ファイル救出ツール」が搭載されており、パーティション情報のだけのスキャン/復元でドライブごと復元を試みる。"ドライブがRAW表示になる"、"ハードディスクが見つかりません"、"フォーマットしてください"などのメッセージが表示されるような場合には高速にスキャン/復元できる。「ファイル救出ツール」は製品CDから起動して生きているデータを救出、Windowsが起動しない状態などに有効なツールとなる。
データ復元では、ファイルシステムをスキャンする「通常スキャン」とハードディス全体をククラスタ単位でスキャンする「詳細スキャン」の2つのモードを搭載しており、画像や動画、音楽、メールや圧縮ファイルなど復元する。また、「ゴミ箱から削除してしまった」、「ドライブごとフォーマットしてしまった」、「ドライブごと認識されなくなった」など状況から選んで指示に従うだけの簡単復元機能も搭載する。