トレンド総研は第一三共ヘルスケアと共同で、20~49歳の女性500名を対象に「夏のスキンケア」に関する意識調査を実施。夏には多くの女性が美白ケアに取り組んでいるものの、十分な効果を感じている人は少ないという実態が明らかになった。
「夏に行っているスキンケア」について聞くと、「美白ケア」という回答が最も多く、61%にのぼった。一方、「冬に行っているスキンケア」で最も多かった回答は「保湿ケア(69%)」であり、多くの女性が、夏は「美白」中心、冬は「保湿」中心のケアと、意識を切り替えているという傾向があらためて明らかになった。
また、「美白ケア」の方法としては、「紫外線を遮断するアイテムを使う(71%)」といったシミの原因を作らないためのケアから、「シミ・ソバカスを緩和するスキンケア用品を使う(48%)」など、できてしまったシミを薄くするケア、「肌をトーンアップするスキンケア用品を使う(30%)」といった、肌のトーンをあげるケアまでさまざまだった。
「夏に、日焼け止めを塗っていたにもかかわらず、日焼けをしたり、シミができたりした経験はありますか?」という質問には、32%が「よくある」、51%が「たまにある」と回答。さらに、「昨夏の美白ケアの結果」について聞くと、「十分な対策をし、効果を実感した」と答えた人は、わずか17%にとどまった。6割以上の女性が、昨夏は美白ケアに“失敗”と考えているようだ。
調査結果からは、美白ケアをしているつもりでも、実際には十分な対策ではない、または効果を感じられていない、“つもり美白”になってしまっている女性が多い様子がうかがえる。