ゲッティ、イメージ素材を利用した企業戦略に関する白書をWeb上で発表

ゲッティイメージズジャパンは、同社Webサイト上にて「グローバル化を実現するビジュアル・コミュニケーション」、「マーケティングROI におけるビジュアル・コンテンツの重要性」というふたつの白書を発表した。これらは、グローバル対応を迫られる企業や、マーケティングの費用対効果を意識する企業の経営層・マーケティング担当者に向けた内容となっている。

白書が配布されているWebページ

グローバル化を実現するビジュアル・コミュニケーション

不可避的にグローバルな競争を強いられる現在。企業が競合優位性を確保するためにはグローバルにブランドを認知させ、潜在市場を拡大し、需要を創出することが必要とされている。そのことを踏まえた上で、イメージ素材のインパクトについて考察していく。

企業がビジュアル・コミュニケーションを活用して自社ブランドをグローバル化し、競合優位性を確保するためのヒントを提示している。

内容

第1章　日本企業の現状
第2章　勝ち残るためのビジュアル・コミュニケーション
第3章　ビジュアル・コミュニケーションの構築
第4章　ビジュアル・コミュニケーションのベストプラクティス
第5章　日本とグローバルの広報（PR）の違い
第6章　ビジュアル・コミュニケーションの効率化
第7章　グローバル・ブランディングとゲッティイメージズ

マーケティングROIにおけるビジュアル・コンテンツの重要性

マーケティング自体のROI(ROI：Return On Investment)を把握した上で、企業の事業戦略や営業展開の指標として管理し、売上と収益の増大につなげる「マーケティングROI」という概念を定義。それに関して例を挙げて説明し、最も高い効果が得られるようなコンテンツ(ビジュアル素材やイメージ)が提供できているかを指標化して評価する「コンテンツROI」という新しい概念を紹介する。

最適なビジュアル・コミュニケーションを実現するために、コンテンツを最適に制作、露出、伝達、使用、管理する。このことで、あくまで販売施策の一環として位置づけられがちなマーケティング活動が、企業の事業戦略や効率的な組織運営の指標になり得ることを解説していく。