女優の綾瀬はるかが29日、都内で行われたKFC カーネル・サンダース手記 日本語版書籍完成&「オリジナルチキン手づくりチャレンジコンテスト」記者発表会に登場した。

日本ケンタッキー・フライド・チキンの記者発表会に登場した綾瀬はるか 拡大画像を見る

真っ白なスーツにステッキ、眼鏡につけ髭で"綾瀬はるカーネル"として登場した綾瀬。「今日は綾瀬はるカーネルになってきました。わしの調理法を勉強してがんばってくだされ」と楽しそうにあいさつし笑顔を振りまいた。

エプロン姿に着替えたところで実際にチキン作りにチャレンジ。小麦粉と11種類のスパイスをブレンドした粉に、下ごしらえしたチキンを混ぜる"フラワー"という作業に取り組む綾瀬カーネル。「美味しそうですね~」と瞳を輝かせながら鶏肉にまぶし、余分な粉を叩く作業を行い、途中「コショウが鼻に…」とくしゃみをしながら、会場を和ませた。

綾瀬は出来上がったフライドチキンを前に「またより食べたくなってきました」とニッコリ。同社の渡辺正夫社長にさっそくできたてホヤホヤのチキンをプレゼントすると、渡辺社長も「このように1本1本手づくりしているんです。世界で1本だけの綾瀬さんが作ったチキン。感動してます。とっても美味しかったです」と満面の笑みだった。

ケンタッキーフライドチキンの創業者カーネル・サンダースの未発表の手記「世界でもっとも有名なシェフ カーネル・サンダースの自伝」。アメリカのKFCの書庫から偶然発見された40年前の原稿には、食に対する情熱や7歳のころに習得したパンの作り方を始めさまざまなアメリカ南部の家庭料理のレシピの紹介など、食に関する自伝となっている。

同社ではその日本語版を記念し「カーネル ライ麦パン」の発売(120円、税込)やWeb投票で商品化するレシピを決める「新メニュー商品化選挙」ほか、7月4日にはタレントの優木まおみ、チュートリアル徳井義実ら78人による「オリジナルチキン手づくりチャレンジコンテスト」が開催される。同書は電子書籍での好評や教育機関や図書館に寄贈される予定。