レノボ・ジャパンは29日、22nmプロセスで製造されるIntel新アーキテクチャ採用の「Intel Xeon E3-1200 v2」ファミリーなどを搭載するエントリークラスの新型ワークステーション、「ThinkStation E31」シリーズを発表した。省スペースな11L筐体モデル「ThinkStation E31 SFF」もラインナップする。
「ThinkStation E31」
エントリークラスのワークステーションで、高性能グラフィックスの搭載や信頼性の高いRAIDシステム構築、マルチディスプレイ環境等へ対応。アイドル時で24dbという静音性も特徴だ。2D CADやデジタルコンテンツ制作、電子カルテや画像診断などを利用する医療業務など、高度な処理能力と描画性能を必要とするユーザーに最適なモデルとしている。
主な仕様は、CPUがIntel Xeon E3-1200ファミリーまたはIntel Core i3ファミリー、 メモリが最大32GB(4メモリスロット)、HDDが最大2基、グラフィックスがNVIDIA Quadroシリーズ(Quadro 2000まで)、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブなど。稼働確認OSはWindows 7 Ultimate/Professional/Home Premium/Home Basic SP1 64/32bit、Windows XP Professional SP3 64/32bit、Red Hat Enterprise LinuxR 6.2、PC DOS。
モデル例として、CPUにCore i3-2120(3.30GHz)、メモリ容量2GB、HDD容量250GB、DVD-ROMドライブ、Windows 7 Professional SP1 64bitなどを搭載する構成のモデル「255558J」で、直販価格は85,050円。
「ThinkPad E31 SFF」
日本のユーザーから要望の強い省スペースモデルとして開発・製品化したE31の派生モデル。11Lの筐体サイズでありながら、フルサイズのマザーボードを採用し、高性能なグラフィックスカードや各種ドライブの追加にも対応することで、充分な拡張性を備えている。防振ゴムをはじめとする振動対策や、ノイズへの対策を施すことで、静音性と耐久性も特徴となっている。
主な仕様は、CPUがIntel Xeon E3-1200ファミリーまたはIntel Core i3ファミリー、 メモリが最大32GB(4メモリスロット)、HDDが最大2基、グラフィックスがNVIDIA Quadroシリーズ(Quadro 600まで)、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブなど。稼働確認OSはWindows 7 Ultimate/Professional/Home Premium/Home Basic SP1 64/32bit、Windows XP Professional SP3 64/32bit、Red Hat Enterprise LinuxR 6.2、PC DOS。
モデル例として、CPUにXeon E3-1225 v2(3.20GHz)、メモリ容量4GB、HDD容量500GB、DVDスーパーマルチドライブ、Windows 7 Professional SP1 64bitなどを搭載する構成のモデル「3695D8J」で、直販価格は106,050円。