音楽教室「EYS MUSIC SCHOOL」を運営しているEYS-STYLEは、音楽教室(レッスン)に興味を持つ20代から40代の男女900名に「音楽教室(レッスン)への意識調査」をインターネット上で行った。調査では、上達後にバンドや発表会に挑戦したいという意気込みを持つ一方で、講師都合によるスケジュール調整に不満を持つ生徒の姿が明らかになった。
レッスン受講先を選ぶ際に最も重視する点では、半数以上が「受講料金の安さ(54.4%)」と回答。また、「講師の雰囲気が良い(30.5%)」、「駅前や都心に近い(7.7%)」と、値段や立地などの通いやすさやレッスンを教える講師とのコミュニケーション面についても期待する声があった。
音楽教室に通う人の多くは「さらに難しい曲への挑戦(63.0%)」など、技術の向上を目的とする傾向がある一方で、上達した後に挑戦したいことに「バンドへの参加(25.5%)」、「コンクールなど発表会参加(21.1%)」を挙げている。 1人だけで演奏を楽しむのではなく、バンドや発表会など、一緒に音楽を楽しむ、挑戦するというニーズも全体の半数近く存在していることがわかった。
なお、現在もしくは過去利用していたサービスに抱いた不満については、「レッスンスケジュールの調整が難しい(38.9%)」、「基礎練習ばかりで演奏したい曲を練習できない(21.2%)」、「高い楽器を買うことを促される(17.4%)」が上位を占めた。
なかでも、スケジュール調整について不満を挙げたユーザーのうち、約3分の2が「講師が提示する空きスケジュールの中から選択しなくてはならなかった」経験を持っており、音楽教室業界において、受講生側がレッスンを受けやすい環境づくりができていない現状が浮かび上がっている。
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