LGエレクトロニクス・ジャパンは25日、高透過率のIPSパネルを採用する液晶ディスプレイとして、23型ワイドの「IPS234V-PN」と21.5型ワイドの「IPS224V-PN」を発表した。6月上旬より発売し、価格はオープン。
従来までのIPSパネルよりも高い透過率のIPSパネルを搭載。従来モデルと比較して、輝度やコントラスト比をそのままに約25%の消費電力を削減できるという。省エネ機能「Super Energy Saving」を利用することで、最大で約44%の節電が可能。消費電力は通常使用時で27W(オフ/待機時で0.3W以下)。21.5型ワイドの「IPS224V-PN」は、通常使用時で25W(オフ/待機時で0.3W以下)。
RGB/CMYの色相と彩度を自由に設定/保存が可能。専用ソフトウェアをインストールすることで、プライマリ/セカンダリモニタの設定をOSD上で行える「デュアルモニター機能」を利用できる。画面モードは「テキスト」「フォト」「シネマ」「ゲーム」など。
主な仕様は、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、視野角が垂直/水平とも178度、輝度が250cd/平方メートル、応答速度が5ms(GTG)、コントラスト比が1,000:1(DFCオン時で5,000,000:1)。
スタンドのチルト角度は上20度/下5度。映像入力インタフェースは、HDMI×1、DVI-D×1(HDCP対応)、D-Sub×1。VESA規格75mmに対応。本体サイズはW544.2×D181×H406.5mm、重量は3.1kg。
21.5型ワイド「IPS224V-PN」の仕様もほぼ共通。本体サイズはW508.6×D181×H386.6mm、重量は2.8kg。