リクルートが運営する「就職ジャーナル」は、就職活動を終えて3月に大学を卒業した405人を対象に「就活の相談相手は誰?」をテーマにアンケートを実施。約6割が「従来からの友人」と回答した。
就活中の相談相手について尋ねたところ、59.8%の就活生が「従来からの友人」と回答した。以下、「家族(45.1%)」、「大学の先生やキャリアセンター・就職部など(44.4%)」と続き、「就活を経験した先輩」も24.6%に達した。「その他」では「ハローワークの職員」「Twitterで知り合った人事担当の方」といった回答が見られた。
男女別に見ると、女子学生の方が人に相談する比率が高く、特に「家族」「大学の先生やキャリアセンター・就職部など」に相談する傾向が顕著に見られた。学部生と大学院生では、学部生が「家族」に、大学院生が「就活を経験した先輩学生」「OB・OGなどの社会人」に相談する割合が高い結果に。文系学生と理系学生では、理系学生の方が「就活を経験した先輩学生」「大学の先生やキャリアセンター・就職部など」に相談する傾向が見られた。
また、印象に残っている話や出来事、役に立ったアドバイスの具体的な内容としては、「父に『内定が決まらない』と相談したら、『焦らずに好きなことを探しなさい』と言われて、気が楽になった」「当時所属していた研究室の先生に、『あなたは自分の能力を隠すタイプだから、面接ではもっと積極的にアピールした方がいい』と言われた」といった声が寄せられた。
家族や大学の先生など、身近な社会人に相談して励まされたり、就活ノウハウを授けられたりしている就活生たちの姿が浮かび上がる結果となった。
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