トステムブランドを販売しているLIXILでは、内装建材の主力商品である「ファミリーライン」シリーズを色彩学上の観点で設定したオリジナルの「クリエカラー」に刷新。あわせて室内ドアのデザインなどもリニューアルし、6月から全国で発売する。
クリエカラーは、住まいの空間と調和しやすいように色味、鮮やかさ、明るさを調整した色という。色彩学に基づきカラーの色味を均等にし、鮮やかさを低くすることで、家一棟でのカラーコーディネートがしやすいように工夫されている。基調となる色は5色。メープル、チェリー、ウォールナットを基材に使い、ホワイト色からダーク色まで選べる。いままで、室内ドアのデザインは9種類であったが、新たに横木目を基調としたツートンカラーなど9種類を加え、18種類になった。
ドアの把手・引手・丁番には、ソフトであたたかみのある金物カラー「シャインニッケル」色を新たに追加。これにより、金属の素材感を強調しつつ、温かみがプラスされ、「クリエカラー」に調和しやすくなった。ガラス部分は透明ガラス、カスミガラス、カスミ熱処理ガラス、印刷焼け熱処理ガラスの4種類を用意。ユーザーが自由に採光を調節できるように配慮した。
同シリーズではオプションとして、高さ2,400ミリのハイドア、スタイリッシュなシルバー色の鏡面ハンドルも用意している。同社では今後も「クリエカラー」を基幹色とし、内装建材から水まわり製品まで、機能だけではなく、色やデザインにもこだわった製品を展開してゆくという。
【関連リンク】 |