メルセデス・ベンツ日本は24日、マイクロコンパクトカー「スマート フォーツー」新型モデルを発売した。同時に、「smart fortwo electric drive(スマート電気自動車)」の予約受付も開始し、同車の納車開始は年内を予定している。
新型スマートのエクステリアは、大型化されたフロントグリルに立体的なハニカム構造のデザインを施し、同じく立体的なデザインのサイドスカート、リアスカートによってスポーティなイメージとしている。また、ボディカラーに新色のダークグレーマットが追加された。
新たなグレードとして、最高出力62kWのターボエンジンを搭載したモデルも登場。クーペとカブリオの両方を選べる。15インチアルミホイールやパドルシフト付きの本革巻3スポークスポーツステアリングなど、装備も上位モデルに相応しいものとなっている。
スマート電気自動車も発表された。55kwを発生する電気モーターを搭載し、最高速度120km/h以上、フル充電で140km以上の走行ができるという。充電時間は200Vコンセントで8時間となる。
価格も見直され、ベースグレードの「スマート フォーツー クーペ mhd」は159万円という魅力的な設定となった。ターボモデルはクーペが195万円、カブリオレが219万円。スマート電気自動車は295万円。スマート電気自動車には通常の保証に加え、リチウムイオンバッテリーに6年間/走行距離10万kmの特別保証が設定される。