MSIは24日、AMD Radeon HD 7770を搭載したOC仕様のグラフィックスカード「R7770 TransThermal OC」を発表した。アスクを通じて5月31日より発売し、店頭予想価格は16,800円前後。

「R7770 TransThermal OC」(シングルファンモード)

(デュアルファンモード)

(ダブルエアフローモード)

冷却ファンを3パターンで組み替えられる「トランスサーマルクーラー」を搭載。ノーマルのシングルファンモードに、さらに90mmの冷却ファンを取り付けられる。取り付けは2通りで、冷却面積を拡充する「デュアルファンモード」と、2つのファンを重ねる「ダブルファンモード」を選択できる。

PCの起動時に数秒間ファンを逆回転させ、ヒートシンクに貯まったホコリなどを除去する「ダストリムーバブルテクノロジ」に対応。MSI独自のオーバークロックツール「Afterburner」や、GPU、メモリ、PLLの電圧を最適化する「トリプルオーバーボルテージ」もサポートする。

主な仕様は、ストリームプロセッサ数が640基、コアクロックが1,100MHz、メモリクロックが4,500MHz。メモリタイプはGDDR5 SDRAMで、容量は1GB、接続バス幅は128bit。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。出力端子はHDMI×1、DVI-I×1(DualLink対応)、DisplayPort×1。本体サイズはシングルファンモードでW220×D110×H38mm、デュアルファンモードでW260×D110×H38mm、ダブルエアフローモードでW220×D110×H57mm。