ホイットニー・ヒューストンの最後のレコーディング曲が、6月5日よりiTunes Storeにて配信される。
ホイットニーの最後の楽曲となった「セレブレイト」は、『アメリカン・アイドル』の優勝者ジョーダン・スパークスとのデュエットで、死亡前の今年2月にホイットニーが最後に取りかかっていた映画『スパークル』のサントラにも収録されている。
R・ケリーがプロデュースしたこの楽曲は、5月21日に米ラジオ局で初めてオンエアされた。歌詞には「私は祝う あなたを祝うわ」とあり、ジョーダンが曲の最後に「みんなホイットニーを愛しているわ」と歌いつなぐものとなる。
ホイットニーは、1960年代からヒット曲を世に送り出したレコード会社、モータウンが攻勢を極めた時代に、有名人であることのプレッシャーを描いた1976年の作品『スパークル』のリメイク版でジョーダンの母親役を演じている。同作はホイットニーにとって『ボディガード』(1992年作)や『天使の贈りもの』(1996年作)以来の出演作となる。
ジョーダンは、5月20日のビルボード・アイコン・アワード授賞式で、ホイットニーへの追悼として、故人最大のヒット曲「オールウェイズ・ラヴ・ユー」を感動的な演出で披露した。映画『スパークル』は全米で8月17日から公開予定だ。
(BANG Media International)