ASUSTeK Computerは24日、NVIDIAのGeForce GTX 680を搭載したグラフィックスカードとして、オーバークロックモデル「GTX680-DC2T-2GD5」と「GTX680-DC2O-2GD5」、およびGeForce GTX 690搭載の「GTX690-4GD5」を発表した。5月24日より発売し、価格はオープン、店頭予想価格は62,000円前後より。
「GTX680-DC2T-2GD5」「GTX680-DC2O-2GD5」
両モデルとも独自設計の基板を採用したオーバークロックモデル。GPUにGeForce GTX 680を搭載し、「GTX680-DC2T-2GD5」はコアクロックが1,137MHz(ブースト時:1,201MHz)、「GTX680-DC2O-2GD5」はコアクロックが1,019MHz(ブースト時:1,084MHz)となっている。店頭予想価格は「GTX680-DC2T-2GD5」が64,000円前後、「GTX680-DC2O-2GD5」が62,000円前後。
その他の仕様は共通で、マザーボード用にも使われるデジタル電源回路「DIGI+VRM」を採用し、8+2フェーズの回路構成でオーバークロック時や高負荷時の安定性を向上させている。ASUS独自の電源回路「Super Alloy Power」を搭載し、GPUクーラーはヒートパイプとGPUを密着させた「DirectCU II」クーラー。また、R.O.G.対応マザーボードでGPU情報をモニタリングできる「VGA Hotwire」用接点を搭載するほか、GPU-Zベースのハードウェアモニタ&オーバークロックツール「GPU Tweak」が付属する。
主な仕様は、メモリクロックが6,008MHz、メモリタイプはGDDR5 SDRAMで容量は2GB、接続バス幅は256bit、CUDAコア数は1,536。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。出力端子はすべてHDCP対応で、HDMI、DVI-I、DVI-D、DisplayPort、最大解像度は2,560×1,600ドット。本体サイズは約W300×130×H58mm。
「GTX690-4GD5」
GeForce GTX 690を搭載したグラフィックスカード「GTX690-4GD5」は、店頭予想価格が125,000円前後。リファレンスデザインモデルで、GPU-Zベースのハードウェアモニタ&オーバークロックツール「GPU Tweak」が付属する。
主な仕様は、コアクロックが1,019MHz、メモリクロックが6,008MHz、メモリタイプはGDDR5 SDRAMで容量は4GB、接続バス幅は512bit、CUDAコア数は、3,072。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。出力端子はすべてHDCP対応で、DVI-I×2、DVI-D、DisplayPort、最大解像度は2,560×1,600ドット。本体サイズは約W279×112×H48mm。