ビー・エム・ダブリューはこのほど、「BMW X3」のX3 xDrive28iに新世代BMWツインパワー・ターボ・エンジンを搭載して発売した。エンジン・オート・スタート / ストップ機能を搭載するなど、燃費性能を大幅に向上させている。
同車はこれまで直列6気筒エンジンを搭載していたが、新世代の2.0リットル直列4気筒エンジンに変更した。このエンジンはダイレクトインジェクションとターボ、インテークバルブのリフト量を無段階に調整するバルブトロニック、吸気と排気のバルブタイミングを最適に調整するダブルVANOSなどの最新技術を搭載。最高出力は245PSと非常にパワフルながら、優れた燃費性能を発揮する。
エンジン・オート・スタート / ストップ機能も搭載することで、新しいX3 xDrive28iは従来モデルより36%も燃費が向上、13.6km / リットル(JC08モード)となった。これにより、エコカー減税で自動車取得税および重量税が100%減税、自動車グリーン税制により登録翌年度の自動車税が約50%減税され、エコカー補助金の対象モデルにもなった。
「BMW X3 xDrive28i」の価格は599万円。また、同車以外のX3シリーズにも、効率的なドライブをサポートするECO PROモード付きのドライビング・パフォーマンス・コントロールが追加された。価格は「BMW X3 xDrive20i」が541万円、「BMW X3 xDrive35i」が695万円。