トム・クルーズが、リメイク版『荒野の七人』に出演するらしい。
トム自身、このリメイク案には兼ねてから興味を持っていると言われているが、制作開始はまだ少し先の話で、MGM社は現在脚本家と監督を探している最中だという。
映画『荒野の七人』(1960年作)は、黒澤明監督による1954年作『七人の侍』の舞台を西部開拓時代のメキシコへと移して描いたリメイク作品。オリジナル版の『荒野の七人』は、乱暴な盗賊グループからメキシコの小さな村を守るため雇われたユル・ブリンナー、スティーブ・マックィーン、チャールズ・ブロンソン、ジェームズ・コバーン、ロバート・ヴォーン、ブラッド・デクスター、ホルスト・ブッフホルツら7人のアメリカ人ガンマンの勇士が描かれていた。その後3本のシリーズ化、1998年から2000年にはTVシリーズも放映されている。
現在のトムは、今後も新作が盛りだくさんで、ミュージカル映画『ロック・オブ・エイジズ』、スリラー作品『ワン・ショット』の2つが公開を控えているほか、ジョセフ・コシンスキー監督作品『オブリビオン』を現在撮影中、そのすぐ後にもダグ・リーマン監督のアクション作品『オール・ユー・ニード・イズ・キル』企画入りと超多忙。さらに『ヴァン・ヘルシング』のリブート作と、レス・グロスマン役で出演した『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』を元にしたスピンオフ作品への出演も決まっており、その他『トップガン2』への出演、ミュージカル作品『スタア誕生』で主演のビヨンセ・ノウルズとの共演も予想されている。
(BANG Media International)