KDDIは5月21日、同社のAndroidタブレット「MOTOROLA XOOM Wi-Fi TBi11M」向けに、OSをバージョン4.0に刷新するアップデートの提供を開始した。5月23日の午前10時より提供を開始している。
MOTOROLA XOOM Wi-Fi TBi11Mは、2011年4月に発売した10.1インチ(1280×800ドット)ディスプレイを搭載したタブレット端末。デュアルコアチップ「NVIDIA Tegra 2」を搭載し、通信はWi-Fi(IEEE802.11b/g/n)、Bluetooth 2.1+EDRをサポート。本体の寸法・重量は約167(H)×249(W)×12.9(D)mm・約700g。
今回提供されるアップデートを利用することで、これまで採用してきたAndroid 3.x系のOSをAndroid 4.0にバージョンアップすることができる。Android 4.0に刷新することで、ロック解除画面のデザインが変更され、カメラ、ブラウザ、ギャラリーを直接起動できるようになる。さらに、設定の項目に「データ使用」が追加されるほか、アプリショートカットを重ねてフォルダを作成できるようになる。
このほか、au Market、auスマートパス、au Wi-Fi接続ツールといったKDDIが提供するアプリケーションが追加される。ただし、au Market、auスマートパスはアップデート開始時点では利用できない。利用可能となるのは6月下旬以降の予定。
アップデートはWi-Fi接続を利用する。ファイル容量は約103MBで、更新時間は約10分間(ダウンロード時間を除く)。なお、アップデートの際は、端末本体に約200MB以上の空き容量を設けておく必要がある。
(記事提供: AndroWire編集部)