5月4日に他界したビースティ・ボーイズのMCAことアダム・ヤウク (C)BANG Media International

先日他界したビースティ・ボーイズのアダム・ヤウクに対する追悼の決議が、ニューヨーク州議会上院で可決された。今回の決議J4637号は、アダムが生まれたブルックリン・ハイツ地区のダニエル・スクアドロン議員によって発議され、アダムの数多くの業績と貢献を称えている。

ビースティ・ボーイズ長年のファンでもあるスクアドロン議員は、先日唾液腺がんで死去したアダムを偲んで寝ずの番を行うと誓い「瀬戸際にあったニューヨークを再び活性化させた」と絶賛している。

「ニューヨークで育った人間にとって、ビースティ・ボーイズを聴くことは、地下鉄の切符の予備を持ち歩くのとのと同じくらい当たり前のことだった」さらにアダムを"ものすごい才能とカリスマ性を持った男"とし、議員はアダムを知る人すべてが彼を惜しむだろうと続けた。

決議文には「ビースティ・ボーイズはその独自なサウンドとスタイルで、マンハッタンのイースト・ヴィレッジとロウアー・イースト・サイド地区における音楽シーンに、独創的な地位を確立しました。ニューヨークが瀬戸際の危機に立たされている時期に、草の根運動とオルタナティヴなアーティスト魂をもって、ブルックリンからラドローストリートに至るまで、地域を根本から見直し、再び活性化してくれたのです」

「彼は妻のデチェン・ワングドゥさんと愛娘のテンジン・ロセルさんを残して亡くなりました。アダム・ヤウクは家族だけでなく、ファンと彼を知るすべての人々に惜しまれるでしょう。アダムの音楽に対する貢献とさまざまな活動は、他のすべてのアーティストたちにとって、消すことのできない伝説的な遺産になることでしょう」と記されている。

(BANG Media International)

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